応用数理研究室
- 情報数理
- 教 授田口 亮
- 准教授新家 稔央/相原 研輔
研究
内容
コンピュータと情報処理・信号処理の基礎理論に関する研究
コンピュータや情報処理・信号処理の基礎理論とその応用に関する研究を行います。具体的には、情報理論、符号理論、音声・音響信号処理、画像処理、生体信号処理、数値解析、オペレーションリサーチ、最適化等の基礎理論を研究対象としています。その他に、物理現象のシミュレーション、数値計算における誤差解析、並列計算による高速処理などの研究をしています。
社会と
の接点
インターネット・マルチメディア社会を支える基盤としての理論研究
情報処理技術の応用分野の拡大にともない、コンピュータや情報処理・信号処理の基礎理論の重要性が増大しています。例えば、インターネットやデジタル通信における情報通信の信頼性を維持するためのしくみとして、情報理論・符号理論が重要な役割を担っています。情報そのもの(画像、音声等)に対する処理(圧縮、強調、認識等)の研究も重要です。このように具体的応用に近い立場での理論的な研究が「コンピュータや情報処理・信号処理における基礎理論研究」の特徴です。
目指す
未来
基礎理論研究が確かな実用研究を育て社会に貢献します
現在のIoT、マルチメディア社会を支える技術は多様な範囲で応用されていますが、その技術を支える基盤が「コンピュータや情報処理・信号処理の基礎理論」です。一見地味に思える基礎理論研究こそが、豊かな未来技術を生む原動力となるのです。
主な卒業研究テーマ
- LDPC符号を用いたARQ方式に関する研究
- LDPC符号の性能解析に関する研究
- 画像・音声・生体信号処理に関する研究
- カラー画像のコントラストとカラフルネスの向上に関する研究
- 行列に関する数値計算アルゴリズムの高速・高精度化の研究
主な就職先・進学先
- キヤノン(製造業)
- エプソン(製造業)
- 日立ハイテクノロジーズ(情報サービス業)
- 日本アイ・ビー・エム(情報サービス業)
- NTTデータMSE(情報サービス業) など